書評: トクシュー!-特殊債権回収室- 1巻&2巻
数字は嘘つかない。
どうも僕です。
今回は書評(と言うには語彙が少ないけど)的な記事です。
有益本で有名な「藤元杏はご機嫌ななめ」で有名な
吉野茉莉先生の有益本です。
藤元杏とはうって変わって、経済犯罪を追い、犯罪収益の回収を
専門とする政府直轄の部署、特殊債権回収室(通称トクシュー)に勤める事になる
数字にめっぽう強いクールヒーローの物語です。
マネーロンダリング、振り込め詐欺、脱税等、あまりラノベでは取り上げられない
であろうテーマですが、作中でわかりやすく説明が入るので全く問題なく読めます。
プライベートな話ですが、普段は会社で営業なんてやってるんですけど、
上層部から「数字に強くなれ」と耳にタコができるほど言われているので、
こういう時に「お金」の話の小説はとても有り難いわけです。
トクシュー!読んでも実際に仕事で使えるわけではありませんが
(というか使ったらダメですが)
こういった小説やら漫画をきっかけに興味を持っていろんな情報に
アンテナを張るようになるのが一番良いとおもうので、そういった意味では
非常に「有益」な本だと思っております。
そういった実用面はさておいて、単純に読み物としても面白いですし、
特に零陵さんが凄い可愛いです。吉野先生は女の子書くのが非常に
上手い(と言うのは烏滸がましいですが)と思います。
ということで本日はこの辺で。
それでは。
P.S. 先生の作品は、藤元杏もそうでしたが非常に音楽的な文章だったり
行間があるので、勝手にテーマソング作ったりしちゃったりしちゃおうかな(ry