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KEEP OUT

理不尽と音楽と酒と食事で出来ていますが、基本的には甘ったれの戯言です。

書評「めぞん一刻」 -名作は色あせない-

どうも僕です。

 

今日は今日とて書評、と言っても

皆さんご存知だと思うんですけど

 

めぞん一刻

 

思うにこの作品、本当名作ですよね(今更)

有名なのは以下のシーン

 

 

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これ、二人の間に色々あってなんだかんだで良い仲になって、

そんでベロベロに酔った響子さんのお父さんをおぶってるんですよね。五代が。

で、その中でプロポーズするんですよ。でも響子さんは前夫を早くに亡くして

いるわけで、それも全部わかってる上で五代はプロポーズしてるんですけど、

そのプロポーズの答えがこれ。

このシーンの前、二人の間に色々あった時に楽しかった思い出とか、紆余曲折が

緻密に素敵に描かれているわけですよ。本当名シーン。

 

そしてこれ。

 

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今見ても泣ける。

五代、ヘタレもヘタレだったのにここまで言えるのは本当カッコいい。

「あなたをひっくるめて、響子さんをもらいます」って、これ言えないよ。

 

めぞん一刻のいいところは、各キャラが立ってて、それぞれにストーリーがあって、

なおかつそのストーリーが全部最後で綺麗に終わるんですよ。

最後のコマは皆さん、自分で確認して欲しいんですけど、本当素晴らしい最後です。

何より、読後感の爽やかさ、春のちょっと冷たい風が吹いて心が晴れていくあの感じ、

最近の漫画じゃ味わえないですよ。

 

ってか、めぞん一刻、話のまとめ方が凄い綺麗なのもそうですけど、舞台設定からくる

すれ違いのもじもじ感がいいんですよ。

 

響子さんが好きなのに、五代にガールフレンド(押し掛けみたいなもんですが)が

出来るんですが、この頃LINEもなければ携帯もないわけで、つまり電話が一刻館に

かかってくるんです。

 

となると、取って五代に繋ぐのは響子さんなわけです。

 

響子さんとしては、「私の事好きだって言ってたのにガールフレンド!?」と

なるわけですよ。うっすら好きなのに好きじゃないって思ってるし、惣一郎さんの

ことは忘れられないし(というより忘れちゃいけないと思ってるし)、その間で

嫉妬と自分のよくわからない感情でイライラするんですよ。

 

もうね、書いててこっちがもじもじする。

 

いやほんと、とにかく1回読んでください。

電子書籍がじわじわとシェアを広げる昨今ですが、この作品は是非

書籍として手元に置きたいですね。

 

ということで本日はこの辺で。

 

それではっ