KEEP OUT

理不尽と音楽と酒と食事で出来ていますが、基本的には甘ったれの戯言です。

全曲レビュー "The Second Time Around"/ TWEEDEES

どうも僕です。

 

今日は、勝手に崇敬している沖井礼二率いる渋谷系ユニット

TWEEDEESの2nd Album、「The Second Time Around」のレビューです。

 

 

ところで、The Second Time Aroundと言えば、フランクシナトラとか

ShalamarとかDuke Elingtonとかも出てきますが、沖井さんはどの辺りから

引っ張ってきたんでしょうか・・・

 

それはさておき、以下レビュー

 

1). 速度と力

開放感の強い、正に1曲目らしいナンバー。

ベースはゴリゴリ弾きまくり、沖井さん大得意の綺麗なバックコーラスが

響く宇宙みたいな曲です。

速度と力というタイトルも、そのままどこか遠くまで連れて行ってくれる感じが

素敵です。

 

2). STRIKERS

これぞ沖井節と言いたくなるアッパーチューン。

"flow"(FROG)や"Show Buisiness"(Cymbals)みたいな、聞いてて

超楽しくなる曲です。

ベースが非常に美味しい動きをしていて、ベース弾きとしてチャレンジしたくなります。

ところで、Aメロとかで出てくるハイポジでルートと五度とオクターブを組み合わせた

フレーズを弾くの、"My Brave Face"でも印象的ですけど、沖井さんは好きなんでしょうか。

楽器数は少ないですけど、この密度は流石としか言えません。

 

3). PHILLIP

あーもうどこをどう取っても沖井節!(褒め言葉

イントロのドラムフレーズから、デュエットのように進んでいく展開、

サビのフレーズ

"My little Phillip! Oh you're the star, so you're the peace maker"ってのが

またシャレオツですね。

 

4). 私の悪い癖

本当思うんですけど、最近の沖井さんの曲、こういう隙間の多い曲が

絶妙にキラーチューンと化してますよね。

コーラスの入れ方も綺麗で、シンプルにメロを聞かせてるのが本当に

最高です。

ベースもシンプル。なんかの記事で見ましたが、ベースがやけに動いている

のは、アレンジの足りない部分をベースでカバーしているから、だそうで。

・・・STRIKERSがそうだとは思えないんですが・・・

 

5). バタード・ラム

バター・ドラムかと思いきやバタード・ラムなんですね。

ホット・バタード・ラム - Wikipedia

清浦さんの歌詞、女子力凄い高くて、きゅんきゅんしますよね。

どこかロンドンの香りも感じるアレンジも良いです。

今度飲んでみるか・・・

 

6). melody

今回の"The Second Time Around"で、唯一の清浦さん単独で作曲しているのが

このmelody。

作詞は沖井さんなので、役割が完全に逆転しております。

(あまり分けてる感じもないですが)

清浦さんの曲ですが、"朝もや枝ずれ伸びるすじ雲"のところとか、

沖井さんよく使うメロなので一瞬沖井さんかと思いました。

エレピのワウワウしたコードフレーズが素敵ですね。

 

7). Baby, Baby

コードでジャンっとやってるの、"速度と力"っぽいんですが似せてるんでしょうか。

Kickは四つ打ちですが、HiHatが普通に8分叩いてるので、よくあるダンス系曲に

なってないのもまた良いですよね。

ってか今回のアルバム、本当にドラムハードですよね。バッコバコ叩きまくり。

 

8). Winter's Day

シングルにもなってる曲。

クリスマスを感じるスレイベルの音に、優しいギターの音、なんか暖炉の前で

聞いてる感じです。

冬になったら「Singin' Ringin' for the Winter's day!」って

口ずさんじゃいそうです。

オルガンも他の曲と違って、ドローバーかなり開いた感じで、ソロではなく

バッキングに徹してるのもメロが引き立っていいですよね。

 

9). 友達の歌

タイトルも曲も、のどかな残暑を感じる曲調なのに、歌詞はとても悲しい、

というか寂しい内容です。

TWEEDEES版"卒業写真"みたいな感じでしょうか。

この曲は、Vo.とDr.とPerc.以外は全部沖井さんが演奏しているらしく、

どんだけ多彩なんですか沖井さん・・・と呟かざるを得ない感じです・・・

 

10). ムーンライト・フラッパー

最後に相応しい、速度と力で向かった先がお月様だったと。

でも、ムーンライトフラッパーって日本語訳すると「月光はねっかえり娘」なので

"お月様のように太陽の光をはねっかえしてるようなはねっかえり娘"って意味

 

ではないんですね。フラッパーは若い女性という意味なので、恋に恋して

若さを月の下で謳歌してる、曲調もそうですけど、Shall we dance?的な

ダンスを踊ってる姿が想像つきます。

アレンジもジャズとかビッグバンドを意識しているので、本来の意味のフラッパーも

意識してるんじゃないかと感じてます。

 

 

ということで10曲レビューしてみました。

いかがでしょうか。もっと楽典知識とか渋谷系の文脈がわかれば

もっと深くレビュー出来ると思うんですけど・・・もっと勉強しないと・・・

 

ということで本日はこの辺で。

それではっ